昨年、瞬殺で売り切れた「ちんころ市」。
十日町地域で冬の間の副業として作られていた「ちんころ」を、今年も特別に販売させていただきました!
10日の十日町での市日では、1時間で売り切れたとか…
そもそもちんころとは…
うるち米を粉にした「シンコ(新粉)」を蒸して練り上げ、食紅で色を付けたものと合わせて作ります。
名前の由来となっている子犬をはじめ、小動物やその年の干支が作られています。
すべて手作りのため用意される数は少なく、乾燥するとひび割れてしまいますが、ひび割れの数だけ一年間幸せに過ごせるとも言われる縁起ものです。
今年も老舗の5代目、田斎様にお願いして出張販売していただきました!
かわいい…
これは干支のねずみ。ネズミが俵を持っています!
右は「ちんころ」の名前の由来になっている犬っころ。
ザ・ちんころです。
真ん中は猫と鯛、左はうさぎの餅つき。
うさぎの上にあるのはお花。
この3種類は昔から変わらずに作られているものだとか。
昔は副業というより、子供の冬のおもちゃとして作られていたそう。
米粉でできているので、最後は火鉢で焼いて食べていたとか!
(私も食べてみよう…)
今年は整理券をお配りして、15分ごとに10名様ずつご案内させていただきました。
8時に並んだのに、10時半までお待ちいただいた方も。
最後のお客様は12時でした。
長時間お待ちいただきましたのに、みなさん楽しそうに選んでいらっしゃったのが印象的でした。
「十日町まで買いに行くのは大変だから…」
「せっかく行ったのに1つしか買えなかった…」
という方も、ゆっくりと作り手とお話してその成り立ちや歴史を聞いてもらえるのもとても良かったと思います。
何よりも
「やったー!買えて嬉しい!」
と思ってもらえる商品づくりができるのは幸せだし、そのお手伝いができて嬉しかったです。
田斎さん、来年もやりましょう!